「命をいただく」

今日は、就労支援プログラムの一環として、菊池市で、若齢肥育を始められた宮川ファームを見学させて頂きました。

小国のジャージー牛は、濃くておいしい牛乳で有名ですが、母牛は、人と同じで子供を産まないとお乳が出ません。当然、その子供はオスもメスもいます。

しかし、お乳も出ず、肉もクセが強いオス牛は、殺処分されるのが現実です。

しかし、その現実を見た宮川さんは、何かこのオスの子牛たちののために何か出来ないかと立ち上がり、今年の夏から買い取り、生後６カ月までここの自然豊かな場所で、自然の草、穀物だけでのんびり育てて、まだオスの肉のクセが出ない間に、食肉用として、出荷されるまでのルート構築を始めらたそうです。

実際、その牛たちは、とても愛くるしく、宮川さんにもとてもなついていることで、愛情持って育てられてることを実感しました。私たちの命のために食肉となるのは、現実なわけですが、私たちが一番に考えなくてはいけないのは、普段食する野菜、肉、魚に大切な命があったこと。

そのお命を頂くということ。ゆえに美味しく大切に残さず感謝して頂くその気持ちをわすれないこと。それを再確認した見学でした。 宮川ファーム様、ありがとうございました！

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