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「企業見学」

就労移行支援事業所ココロの学校オルタナではカリキュラムの一環として様々な業種、企業様への見学プログラムを行っております。今回は2社の企業様の見学と事業説明会に参加してきました。参加されたメンバーさんの感想です。

1.植木農家(林田さん 山下さん)

①最新鋭のナスのハウス栽培の見学。 肥料を含めて水を天候や発育状態に応じて、自動的に 供給できるシステムを始めとして、農業が工業化している 部分が見れたが、どんなにシステムがよくても、自分が 育てている野菜の状態を常に観察し、変化を見れる目が ないといけないという農業の基本は、変わらないと感じました。

②質疑応答(林田さん 山下さん) 林田さんがB型事業所を始められたが、やはりその人の 特性に応じて仕事をしてもらう難しさを感じておられた。 誰もが出来る仕事なら負荷は、少ないが、やりがいに 繋がりにくく、工賃にも反映しずらい。今は、具体的な 目標を明確にすることで、やりがいをもってもらえないかと 考えられていた。オルタナとしても共通した課題だと認識しました。

山下さんが、力のある・・・という言葉が印象的であった。 力のある野菜、果物を作らないといけない。そして、 その力(おいしさ)を正当に評価してくれる出口を 見つけることも重要とされていた。 その一方で、土地や空気の力が弱くなってきていることを 痛感されていた。だから、それを補うための農薬や肥料が どうしても必要になっているとのこと。

農業は、野菜、果物を育てること。それも力をもったものに。 それは、育てる人間自身にも力が必要であり、そのために 成功されてる農家さんは、いつも必死に勉強され、努力 されてることを知った。人間力が必要である。 それは、農業に限らない話であり、これから、私たちが 農業に携わっていくプログラムは、やはり就労する上で とても大切なプログラムであることを認識しました。

2.有限会社ゆうこう(家入社長様)

廃棄物処理業者は、私たちが日頃普段身近にお世話に なっていますが、その仕事内容については、よく わからないことが多く、どんな作業状況なのかを 含めて大変勉強になった。 力仕事も多く、ケガとかも含め、緊張を伴う仕事で 気力体力が必要な仕事だと思うが、だからこそだと 思うが、非常に社長の想いも反映してかアットホーム な雰囲気で、仕事にもメリハリをつけて、早く 終わるときは、就業時間前に社長も含めて終わり、 忙しい時も、みんなで助け合って頑張るという 家族を感じる会社だった。そして、その人の特性を ある程度考慮した仕事内容への従事にも考慮 頂ける感じを受けました。

朝、8時前には出勤しないといけないことだが、 殆ど遅刻はないという。それは、厳しい指導を しているからでなく、社員みんなが、自分が 休むことで迷惑をかける、責任感によるものだと のこと。私もそうあるべきだと思いました。

お忙しい中ありがとうございました! 今後とも宜しくお願い致します。

熊本市にあるココロの学校「オルタナ」は、うつ病や統合失調症、パニック障害、発達障害などの心の病(精神疾患)を抱えている方を対象とした就労移行支援事業所です。障がいのある方の就職をサポートしています。相談も受け付けております。

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